【スキルアップ研修「やってみよう!を引き出す栄養指導」in品川栄養士会】
- るり子 市原
- 10月17日
- 読了時間: 3分
知識を伝える難しさ
10 月6日(月)、品川栄養士会よりスキルアップ研修のご縁をいただきました。 きっかけは、「栄養の知識がうまく伝わらない」「やる気になる伝え方を知りたい」といったお声からでした。 「持っている知識を、豊かな食卓づくりに役立てたい!」そんな想いが、皆さんからひしひしと伝わってきました。

『伝えるためには聴く力』
聴き手は、受け取る準備ができているでしょうか? 1人ひとり違う悩みを、丁寧に聴けているでしょうか? 実は「伝える」前に「聴くこと」がとても大切。相手が何を求めているのかを知り、その人に合った情報を届けること。 「料理が苦手…」「仕事が忙しくて時間がない」「一生懸命やりすぎてしまう」 私のもとには、日々いろいろな悩みが届きます。 少しでも気持ちが軽くなるよう、寄り添う姿勢が大切ですね。
『伝わる』にはコツがある!
たとえば話の最初に、「今日お伝えしたいことは●●です」 「3つのポイントがあります」 と伝えるだけで、聴き手が受け取る準備ができます。
また
*難しい言葉はやさしい言葉に置き換える
*内容は3つまでに絞る
*伝える順番を整理する
といった“伝わるコツ”をお話しました。
伝え方を『ワーク』で実践!
研修では、自己開示と栄養指導をテーマにワークを実施。 伝えたいことを絞り、3点で話す練習を行いました。 相手に伝えるためには、まず“自分の頭の中を整理して話す”ことが大切です。 何度かテーマを変えて繰り返すうちに、段々と伝え方の感覚がつかめてきます。 この方法を知っていると、3分でも30分でも、1時間の講演でも――聞き手に届く話し方ができるようになります。
質疑・ディスカッション
「耳が遠い方にはどう伝える?」「複数人に話すとき、伝わっていない顔の人がいたらどうする?」 「大人数を前にした講演のコツは?」「間の取り方は?」 次々と質問や相談が寄せられました。 「文字を書いて視覚を合わせて伝える」 「伝わっていないかも?と思ったら、優しくかみ砕いてもう一度説明する」 実践的なポイントを共有しながら、あっという間に時間が過ぎました。
AIの時代だからこそ、リアルなコミュニケーションを!
コミュニケーションの目的は、 『相手と心をつなぎ、プレゼントを渡すこと♪』 情報があふれる今だからこそ、皆さんの活動には大きな意味があります。 知識と想いが届き、聴き手の「やってみよう!」につながりますように。 今後のご活躍を心よりお祈りしています。
研修を担当してくださった森様、心より感謝申し上げます
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